公益社団法人 春日部青年会議所

法人概要

名称:(公社)春日部青年会議所

事務所所在地:埼玉県春日部市粕壁東1-22-10ナカヤ第2ビル3F

連絡先:TEL 048-761-0032 FAX 048-752-6538

理事長所信

理事長所信写真
(公社)春日部青年会議所 第53代理事長 島村 智幸

至 誠 通 天
〜理想を望み、誠を貫けば人の心は必ず動く〜



【はじめに】

 私たちの所属している青年会議所は、東京の戦後間もない焼け野原で、その日一日をどう生きていこうかという貧しさの中、当時の青年達が「一日も早く新しい日本を再建させなければならない。その責務は我々青年にある」という使命感のもとに創られました。
今の私たちと年齢の変わらない先人たちが、過酷な状況の中にも関わらず、国と地域を思い、組織を興したことに敬意を表すると共に、取り巻く環境は違えども、私たちは先人の誠実な心『至誠』に学び、私たちの姿勢・心構え『誠』を確立し、その『誠』を胸に、運動に取り組まなくてはならないと感じております。
今、この地域には設立より52年を迎える、春日部青年会議所があります。『愛する郷土の発展と人間性の向上』に寄与すべく、多くの先輩方の『至誠』の積み重ねにより、私たち青年が真剣に活躍のできる、信頼ある組織がここにあることに、心から感謝申し上げます。
 私たちの先人達は戦後、荒廃の食べるモノすら無い中で、日々の生活を豊かにする為に、自分と関わる人たちと助け合いながら懸命に過ごされてきました。高度経済成長期を経て、日本はとても豊かな国へと変貌しましたが、生活が豊かになる過程で「助け合いの精神」を忘れてしまったような気がします。
 家族、親戚、近所の人たちといった、自分と関わる人たちと「助け合い」ながら、共に作り上げてきたはずの地域社会は、人との関わりが薄れてきたのではないでしょうか?
 過去において「豊かさ」とは「モノ」を指しましたが、現在においては「精神的な豊かさ」が求められています。その「精神的な豊かさ」とは「自分以外の人との関わり」を大事にすることから始めなければ、得ることができないと考えます。
今、我々を取り巻く問題や課題は多くあります。国際的な民族主義の台頭、隣国との領土問題、国の財政比率、政治家の金銭問題、度重なる自然災害、経済成長に関する諸問題等。私たちが、今の時代に抱えるこれらの諸問題を対峙する時に忘れてはならないのは「自分以外の人との関わり」を大事にする気持ちを持って行動していかなければなりません。
 私たち春日部青年会議所は、未来を見据え、時代に即した変化をし続ける団体です。だからこそ、姿勢・心構え『誠』をしっかりと持ち、その『誠』を貫き「明るい豊かな社会」に向かって力強く運動を発信して参りましょう。

【魅力ある組織運営】

 社会に出れば規則や諸規定、期日の遵守を求められます。春日部青年会議所も同様で定款・諸規定・年度ごとの細則を定め、規律ある組織運営を大切にしています。
ルールを定めることで、問題を起こさないようにするのはもちろんですが、社会人として責任世代として、厳しい規律の中に、身を置くことにより、自分を正すことも出来ると考えます。しかしながら、規則の遵守だけでは、魅力ある組織運営ができるわけではありません。
全メンバーが各自の役割を全うする心構え、責任と規律ある姿勢や行動『誠』を持って諸会議に参加してこそ、魅力ある組織といえるではないでしょうか。全メンバーが、一つのことに向かい、誠実に偽りのない心で、運動に取り組むことにより、さらに魅力ある団体へと進化できるのです。
 本年度は規則の遵守は当然でありますが、何よりも、全メンバーが『誠』を大切にし、組織運営を行ってまいりましょう。

【愛する郷土の為に、未来の地域の為に】

 私たちの生活するこの地域は、首都圏のベットタウンとして人口が増加しました。この地域に住む働く人のほとんどは、昼間、都心で働くため、地域の人と関わる機会が少ないと思います。だから、この地域の問題点にも気付かず、気付いていても改善することを考え行動する時間が無く、他人事になっていると考えます。
 青年会議所運動では、私たちを取り巻く様々な環境の変化によってもたらされる問題を先取りし、地域の人々の心を動かす運動を展開していくことが『市民意識変革運動』だと云われております。地域の人たちの意識を変えるためには、まずは私たちが現状の問題点を見つけ伝えることが必要です。そうすることで、地域の人が問題点の重大さに気付き、意識が変わり、問題を解決するために、地域の人たちが危機感から自ら行動へと変わっていくと考えます。
また、私たちがこの地域の良い所を見つけ地域の人たちに伝えることも大切なことです。良い所を伝えることで地域の人たちが自分の地域に関心を持ち、やがて関心が郷土を愛する心へと変わります。そして地域の人たちが率先して地域の良い所を伝える、郷土愛から行動を変える運動展開をしてまいりましょう。
 春日部青年会議所では、これらの意識を変える手法を重点に、これまでの市民意識変革運動を行ってまいりました。一昨年策定した中期運動指針『郷土愛循環運動』では、地域に関心のある責任世代から、感受性豊かな青少年へ情操教育を行うことを定めました。そして、地域の無関心な親世代に対しては、無関心から関心をもつように変化した青少年の姿から気付きを得て、責任世代として今何をするべきかと、地域の事に関心を持っていただけるようにします。そうすれば私たちの運動は青少年と共に地域社会に参画する親世代へこの運動は循環するはずです。
だからこそ、春日部青年会議所では、活動エリアである我々の地域が、無関心な人々にとっても「愛する郷土」となるように、市民の皆様と共に考え、共に解決をしていく、心を動かす運動をしていかなくてはなりません。それは地域の人々が『誠』の想いで、地域のことを自分のことのように捉え、率先して行動をする、そんな人が増えればこの地域は良くなるのではないでしょうか。
 また、本年私たちの活動エリアである春日部市、杉戸町、宮代町にて、首長選挙が行われます。私たちが描いている将来のこの地域は私たちが選択した首長によって大きく変わってくるはずです。だからこそ、首長の政策や理念を一人でも多くの地域の方々に理解していただき、選挙に対して真剣な姿勢『誠』の想いで考えて頂く機会にしていきたいと考えます。また、昨年の選挙から18歳に選挙権の年齢が引き下げられ、今後の将来を考えなくてはならない若い世代が選挙という機会を通じて地域に関心を持つための期待が持てる年ともいえます。未来の地域を創る若者たちが、この選挙権をただの紙と思うのではなく、大切な一票を無駄にしない、という思いとなるような機会にしたいと考えております。

【未来の地域を創る子どもたちへ】

 地域とは、この地域に住む人々のことを表すと考えます。そうすると未来の地域は、この地域に住む青少年が創ると言っても過言ではありません。どうすればこの地域に住む青少年が将来この地域に住み、この地域の為に行動できる責任世代へとなってくれるでしょうか。
 本年度、第8回目を迎える小学生ドッジボール大会は、感受性豊かな子どもが沢山参加されます。教わったこと、経験したこと等を、懐疑的にならず素直に吸収できる世代です。だからこそ、春日部青年会議所メンバーは地域の大人として、子供たちの将来への影響を自覚し、青少年一人一人に対し責任ある行動と、温かい言葉で接し、『誠』を持って真剣に考え取り組みましょう。そして、子どもたちが、未来の地域と、この日本を背負い、力強く歩んで行く為に、彼らにとって何が必要かを真剣に考えなければなりません。日本人として、大人になるために必要なこと、礼に始まり礼に終わるはもちろん、勝ち負けだけではなく、私たちが考える『誠』を伝え 、一言、一言、その瞬間、瞬間を大切にし、大会理念である「青少年の身体の健全な発達に寄与すると共に豊かな心を育む」を分りやすく的確に伝えることが必要なのです。
そんな私たちの『誠』を感じて取って、大会に参加した青少年たちが、将来、『誠』を纏い、立派にこの日本と地域を力強く守って行ってくれるはずです。

【世界に広げよう友達の輪】

 パサディナホームステイプログラムは本年で32年目を数え、パサディナ青年会議所メンバーと学生を迎え入れる年です。相互訪問を長きに渡り継続し、地域社会の国際化に寄与してきた素晴らしい国際交流事業です。
私たちが普段使っている言葉『おもいやり』とは、相手の事を自分と同じように思い、考えることです。その日本の素晴らしさを世界に伝えるべき言葉『OMOIYARI』をもって、おもてなしをすることでパサディナ訪問団と理解と友情を深める交流ができるのではないでしょうか。
 私はこのプログラムに出会うまでは、言葉が通じない所など行きたくない、言葉が通じない外国人と友達になるなんて一生ないと思っており、分かり合うことや互いに感謝し合うこと、心と心が通じ合うことなどないと思っていました。しかし、私がパサディナ訪問団を迎え入れた際、彼らから感謝の気持ちを伝えてもらい、プログラムが幕を閉じる時のホストファミリーを見ると、忘れられない感動の瞬間がありました。このプログラムに参加される学生や家族の方々にとっても、このような経験があることで、国際的な考えを持つきっかけとなり、人生が劇的に変わるかもしれません。
 パサディナ訪問団が来る本年、『誠』を持ってプログラムを創り、多くの地域の皆様にご参加頂き、日本の素晴らしい『OMOIYARI』を世界中に広める機会にして行きましょう。

【『誠』が地域と組織を変化させる】

 毎年、多くのメンバーの方々が春日部青年会議所をご卒業されます。拡大運動をしなければ、3年もするとメンバーは今の半分になってしまい、春日部青年会議所のこの地域に対する大切な運動展開に限りが生じてしまいます。
だからこそ、拡大運動が最も必要なことなのです。我々の仲間が増えるということは新たな良い意見やアイデアが増えることになり、この地域へ今まで以上の発信と運動展開ができます。そして、私たちの理想に向かって共に行動する仲間がこの地域に増えれば増えるほど、直接的に「明るい豊かな社会」の実現に繋がるのではないでしょうか。
 春日部青年会議所の拡大運動と営業は大変似ており、拡大運動はこの地域を明るい豊かな社会に近づけるための営業だと考えます。メンバーは春日部青年会議所の営業(拡大活動)で、この地域の多くの方々とコミュニケーションをとる機会を頂き、その機会を通して、相手に理解、賛同して頂けるようなプレゼンテーションを行わなければなりません。そこにはプライスレスな対価、地域の方々の心を動かすという対価を得ることが出来ます。だからこそ、拡大運動をメンバー一丸となって、この地域の方々の心を一人でも多く動かすために、春日部青年会議所の魅力を伝えましょう。
 この魅力を伝え、拡大を成功に導いた経験は、必ず自分自身へ、家庭へ、会社へ、そして地域社会へと循環することでしょう。春日部青年会議所では、なぜ、個々の成長や、資質の向上が必要だと言うのでしょうか?
青年会議所運動は市民意識変革運動を行っていく組織です。その市民意識変革運動を地域の方々と共に歩む中で、この地域を担って行くのは「私たち青年である」と捉えるならば、それ相当の準備が必要です。市民意識変革運動は、地域の方々の心を動かす運動であります。そのためには理念、考え方、手法や技術を勉強することは当然として、
・どうすれば地域の人々の心を動かすことができるのだろう?
・そのためには私たち自身に何が必要なのか?
・この地域の方々とどのように関わっていくのか?
と自分達に問いかけ続けることが大切であると思います。
 私たちの行動が、地域の方々の目に映ったとき、この団体のこの人たちとなら、この人たちがやっていることなら、と思っていただける信頼ある人、『誠』を纏った人財となりましょう。

【多くの志と出会い、共に学ぼう】

 青年会議所には出向制度という全国各地から、自分の地域を良くしたいという「志」を持った仲間が集まってきます。それは、日本青年会議所、関東地区協議会、埼玉ブロック協議会、日本全国に志を同じくする青年たちがいます。十人十色と言いますが、この世の中には自分と同じ人は一人もいません。「地域を良くしたい」という志は同じでも、地域特有の環境や問題、それまでの人生の背景が異なれば、おのずと考え方や行動は異なってきます。
 人は人で磨かれると言われるように、その違いを認めた上で、人から学ぶ姿勢、学ばなくてはと思う心構え、『誠』を持って人と接することは人生を変えるきっかけになると思います。だからこそ、出向制度を大切にし、自心を磨く機会としていきましょう。

【結びに】

 私は、21年前に家業である建設業の職人の会社に入る決意をしました。
社会に出て、生まれて初めて、苦手な人とも付き合わなくてはならない体験をしました。そんな中、友人から誘われ春日部青年会議所に入会することになりました。様々な人と接し、色々な言葉を頂き、メンバーの皆さんの行動から学ぶことで、いつの間にか、会社の組織における考え方も変わってきたように思います。
「自分の意見は絶対」から「対話を重ね、相手の理解を得る」様に考え方がかわったことで、社員の為に何ができるのかと、考えるようになりました。そんなことを意識していたわけではなく、最初は何事にも無関心で、JCに行き「ハイ、喜んで」と言わなくてはダメだと教えられ、断らずに言われたことをやってきました。しかし、役職を頂くことで、少しずつ感じること考えることが変わってくるようになりました。そして、青年会議所の三信条である「奉仕・修練・友情」を通して、理想(目標)を掲げ、計画し、行動をすることを学ばせて頂いたのだと感じております。
 社長として、リーダーとして、成長したいと考えが変わりました。先輩や仲間たちから学ぶことができたからこそ、今の自分がいて、今の会社があり、今の家庭があるのだと確信をもって言えます。
春日部青年会議所で自分がして頂いたこと、これも一つの「市民意識変革運動」ではないでしょうか。
今まで勉強させて頂いた春日部青年会議所の先輩や多くの仲間たちへの感謝と恩返しをしたいという気持ちが、自分の行動を変えました。だからこそ、多くの仲間と共にこの地域を豊かにしていきたいと思っております。
本年、春日部青年会議所メンバー全員で一丸となり『誠』を纏って進んでまいりましょう。

『 至誠通天 〜理想を望み、誠を貫けば人の心は必ず動く〜 』
『至誠』誠の思いから出てくる行為は、
『通天』天にも通じ必ず地域の人の心を動かします。
そして「愛する郷土の発展と人間性の向上」ひいては「明るい豊かな社会」の実現に繋がると信じております。
『理事長』という役職を預かるに当たり、地域における春日部青年会議所の信頼を今まで以上に厚いものにすべく、この地域の今後を先取りし、行動する組織になるよう全力で駆け抜けていきます。
一年間どうかよろしくお願い申し上げます。

パサディナホームステイ
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